『育児疲れ』になっている自分に気づくとき…

十月十日、お腹の中で大事に大事に育んできた自分の子どもが、まさか悪魔になるなんて思いもしませんでした。母親は子どもが生まれたら、『本能的に全身で子どもと向き合っていくもの』と何かの本に書いてありました。

 

育児疲れ

 

育児は本当に楽ではありません。全身全霊で子どもと向き合っていたら、自分の身が持たない事に2人目の時に気づきました。けれど、当時は自分が育児疲れに陥っているなんて気づかなかったのです。

 

おむつ・ミルク・夜泣きに終われる日々、眠ったか眠れなかったのかよくわからない毎日を過ごし、掃除・洗濯などの家のこと、すべてをできる限りこなしていました。子どもが生まれる前のいつもと変わらない日常は、子どもが生まれてからすべて自分へのノルマのように感じました。

 

どこで力を抜いてよいのか全くわからず、主人が神経質だった為、子どもがはいはいや何かを手に取れるような月齢になると、ますます私自身が神経をすり減らしていきました。

 

ある時ふと、自分が何をしているのかわからなくなりました。次に何をすればよいのか、今の自分の存在意義がわからなくなり、勝手に涙があふれて来ました。何もしていないけど、なんかすべてに疲れた。。。そう思いました。今思い返すと、その時はまさに育児疲れからくる、うつ状態だったのかもしれません。

 

唯一の救いは、主人のお父さん・お母さんでした。初孫をとてもよくかわいがってくれて、時間がある時は外に連れて行ったり、自分たちの家で面倒を見てくれました。『少しゆっくり休養を取りなさい。美味しいものでも食べに出かけておいで。私たちは孫の面倒を見るのは苦じゃないからね』と言ってくれました。

 

それからは、お言葉に甘えすぎるくらい甘えて、そうしてきました。家の中のことも少しづつまわせるようになりました。今は、3人目の子どもの育児中です。ようやく余裕を持って子どもと接することが出来るようになり、子どもの行動の一つ一つがかわいいと思えるようになりました。

 

子どもを悪魔のようだと思って過ごしていたあの時は、本当に心身ともに疲れていたんだなあと思います。

 

育児疲れ